2021-22

第13期 根子まるかじり

シール登行で約3時間。登った人にしか味わえないご褒美が そこにある。急登のない根子だから、どなた様にもおススメしたい。どうせシンドイならば、大いにシンドイを楽しむのだ。

【日時/開催地】2022年2月19(土)-20(日)日 菅平高原スノーリゾート

【担当】安藤顕、福井由里子

【レッスン料金】2日コース21,600円

【料金に含まれるもの】1日目レッスン4時間、2日目山行は約5時間、ビデオミーティング(スキーカルテ付)

【人数】最小1名から最大8名まで:1班で行動

【宿泊ホテル】菅平国際ホテルベルニナ 希望される方はレッスン申し込み時に一緒にお知らせください。1泊夕朝食付8,100円から。

【集合場所/時間】菅平国際ホテルベルニナ・スノークエストスキースクール / 初日朝9:00ホテルロビーにて受付を行います。

お申し込み

 

【スケジュール予定】自然は素晴らしさを魅せてくれますが天気により180度違った条件になることがあります。安全に楽しく行動し余裕をもつために過去の記録と事前の準備を必ず参考にしてください。

19日 9:00ホテル集合・受付 10:00レッスン12:00過ぎ ランチ各自 13:30レッスン15:30 18:00夕食 19:00ビデオミーティング
20日 7:30朝食 9:00全日 根子岳 14:00頃 解散

1日目 ゲレンデを滑る時の支度で幅の広いファットスキーに慣れます。最初はゲレンデを滑り、慣れてきたらゲレンデサイドの自然の雪質にチャレンジする滑りの運動をレッスン。スキーと足元が雪に潜り感触がゲレンデとは違ってきます。天候によって色んな顔を見せる雪の感触を味わいます。

2日目 朝9:00。シュナイダーリフトから出発しリフトを乗り継ぎ、奥ダボス第3トリプルリフト降り場まで移動します。リフト降り場登山口(1595m)でシール登行の準備をし登行スタート。目指すポイントは根子岳(2207m)周辺に広がるコンディションが良さそうな斜面。根子岳は急登がなくBC体験がしやすい山です。登るペースは人それぞれですが誰でも登り始めはペースが速くなり息が切れます。カラダがなれるまでは景色を楽しんでゆっくり登って滑る体力を温存しましょう。距離3km、標高差600m、登行時間3h。

 

昼12:30。滑るポイントに到着。滑る準備と休憩です。北アルプスを中心に信州を代表する山々を展望することができます。そしていざドロップイン!自然の中を満喫してください。いくつか斜面を滑って奥ダボススキー場のベース(フライングフォックス)でゴール。14:00着。距離4km、標高差700m、滑走時間1h。

2020シーズンの根子まるかじりの様子。雪が降り絶好のパウダーになりました。

2020シーズンの山行記録。スノーキャットが運行していたので避難小屋まで利用しました。

【事前準備が必要なもの】

  • シール登行に対応したファットスキー(センター90-100mm)。レンタル(シールセット3,300円/1日)をご希望の方はお知らせください。
  •  ザック(20L前後)装具、衣類、水分・食料を出し入れするために必要です。※チェスト、ウェストベルトが付いていると登行や滑走時に揺れない。
  • 水分(体重+荷物kgx行動時間4hx5ml)例:安藤の場合 70x4x5ml=1400mlで約1.4L。冷たい水分500-1000mlと温かい水分500mlに分けて持っています。
  • 軽食と行動食〜お昼に食べる軽食と休憩に軽く口に入れるもの。お昼をまたぎますので軽食をとりますが山行時間から滑り終わってからお昼にしてもいいと思います。軽食・行動食はカラダが冷えてしまわないように短い時間で食べれるものがいいです。安藤の場合、おにぎりや菓子パンを持つこともありますが炭水化物や糖質を多く含むグラノーラを携帯しています。
  • ストックは通常スキーで使っているもの。BC用のストックがあれば何かと快適なのでオススメします。ネットでも1万円あたりから買えます。
  • ブーツはいつも使っているもの。BCブーツがあればより行動しやすくなる。ウォークモード(足首がフリーになるから歩きやすい)とスキーモード(足首をロックして固定させる)に切り替えができる。BCブーツは商品によっても感じ方にも個人差があり、登りやすいが不安定で滑りづらいなど特徴があります。

【服装/登りで気をつけたいこと】汗冷え、脱水、凍傷、日焼けなど服装は注意が必要です。

  • 登る時は必ず汗をかきます。綿入りウェア着用の場合かなり汗をかき脱水しやすい傾向があります。中に着るものを薄くし滑る時に着るようザックに入れておいたり、天気が良ければベンチレーションを全開にしたり脱いで腰巻きやザックにくくるなどして熱の換気に工夫しましょう。可能であれば綿なしウェアで中に着るもので調整できると全天候に対応できるためオススメします。
  •  頭と手の部分も汗をかきます。ゴーグルは汗で曇ってしまったり凍ってしまい使い物にならなくなってしまいますのでサングラスが好ましく、替えのゴーグルを入れておきましょう。手も一般的なスキーグローブは汗で濡れてしまいます。濡れると後に凍りカラダの体温を奪うこともあり注意が必要です。天候が良ければ登る時は100均にあるような薄手のインナーグローブで滑る時はスキーグローブに着替えるのもいいですし専門的には防水性のあるアウターグローブと保温速乾性のあるインナー類の重ね着で調整できるといいでしょう。
  • 汗をかくと日焼けしやすくなります。顔全体・首周り、部分では目・鼻・耳・唇など外に出るところがよく焼けます。また寒い日や雪の日は外に出ているところから凍り凍傷になることもあります。日焼け止めクリーム・リップ、サングラス、顔や頭を覆うバフ、目出帽やビーニーなど天候に合わせて予防します。
  • ブーツの中も汗をかきます。ソックスはできるだけ汗の吸収と速乾をしてくれるものがオススメです。また登行はブーツの中で足が動きやすく擦れ傷が起こりやすいです。厚手のソックスにする、テーピングを巻くとかワセリンを塗って保護します。

【服装/滑りで気をつけたいこと】

  • 滑りの服装はゲレンデスキーと変わりませんが足元から深雪にもぐりますから意外と冷えます。楽しく滑っていたら熱く燃えてきますが基本冷えるということも忘れずに。登りが終わりその時は薄着で大丈夫でも滑り始めると冷えてきますのでスキーモードに着替えましょう。
  • 根子岳は比較的穏やかな斜面ですが自然には木や岩がありますのでヘルメットを着用するほうが安全でしょう。

【標高差と風速と温度】

  • 気温は標高100m毎に-0.6℃、風速1m/s毎に体感温度が-1℃下がると言われます。根子岳の行程では600m上がりますから-3.6℃と穏やかな日は風速2m/sとして-2℃、山頂付近の温度は合計-5.6℃スタート地点より下がります。こんなこともあります。スキー場で気温-15℃の寒い日に由里子先生が滑っていたら冷たい風でほっぺが痛く真っ赤になって軽度の凍傷になりました。時速40kmくらいで滑っていたから風速に例えると10m/sくらい(時速=m/s風速 x 3.6)の風の抵抗に当たっていたようなもので体感温度は気温よりさらに-10℃低い環境だったと考えられます。夢中に楽しんでいるとよくある自然の厳しさです。雪も雪温というものがあり天気、標高、風、日の影響を受けます。降り積もった雪はミルフィーユのように何層にもなりそれぞれに雪結晶の解け具合も関係し温度変化があり色んな雪質になります。表面はサクサクで中はしっとりみたいな。標高差がある山頂と山麓でも雪質は変化しますから雪質の感触を滑りながら感じることも自然の面白いところです。

 

ご不明の点がございましたらお気軽にお問い合せください。