「でっかいシュナイダーゲレンデ」ニュージー企画のお話し その③ 

tc6

❻Motatapu Basin 上部

スキー場で一番自然のまんまで一番刺激的なところ。地形・雪質 どこを滑り降りるかを選びながら楽しめる。そのまま滑り降りていけば❼の深い谷へと続いていく。

このエリアは通い始めた当時はバックカントリーエリアでスキー場外だった。良い斜面だけどリスクもあるところと聞いた。

その後何年か経ったシーズンからコースとしてオープン。入ってみると・・・「世の中にはこんなところがあるんだ。そしてスキーで来れるんだ。スキーってすげぇ~」と興奮。滑って感動!眺めて感動!おかげでスキー観が変わった。

日本のように粉雪パウダーに出会えたことはありませんでしたが運よく当たればトレブルコーンらしいパウダーを楽しめます。なんと言っても立体的に変化する地形の中を雪にまみれながら滑れるというのがここの魅力でしょうか。
ちなみにスノクエのレッスンパンフレットの写真はよくこのあたりで撮りましたね。

雪が降った後の数日は安定するまでなかなかオープンしませんが、開けば最高です。

tc9

❼Motatapu Basin 下部

観ての通り岩壁に囲まれた谷のエリア。スキーの醍醐味には上手にターンすることがひとつあると思いますが、ここは「ラインを探してゴールにたどり着こう!」というアドベンチャーが楽しめる。そして何度も滑れば色んなラインが見えてきてさらに面白くなる。先の状況を見ながら滑る林間やコブ斜面の感覚に似ています。

ある日の午後、天気も雪も良かったのでMotatapuのThe Diamondへ。谷の間を滑っていたら、横の10mはあるだろう岩壁からスキーヤーが落ちてきた?いや、飛んできたー☆!そのまま見事に着陸して野ウサギのように消えていった。

すごかった・・・。
すぐ感化されて5mぐらいのところから飛び降りて撃沈した思い出がある。

こういう所でテクニックを競い合うビックマウンテンという競技がありここもその競技を開催する。すげースキーヤーは谷を滑ってくるんじゃなくて尾根から尾根へ岩から岩へジャンプしながら滑ってくるのを初めて目の当たりにした。

みんな野ウサギみたい。

コースは滑り降りると道が通っていてリフト乗り場までハイクアップ。登るだけの価値はある。

tc8

❽Summit

リフトから上に広がるエリアがSummit。菅平で言えば根子岳みたいな感覚だ。広いから自分だけのシュプールを描くことができる。ハイクアップ20分で思い出になるスキーができる。ここも景色が最高で山の裏側に広がるBlack Peakなどのヘリスキーが行くHarris Mountainsの絶景を眺めることができる。Ridge側はあまり人が来ないので穴場だ。

Ridgeのさらに奥へ進むとTowers Ridgeというエリアがある。山スキーの領域のスキー場外になりヘリスキーも滑りにくる大きな斜面。半日はかかるからリフト券のもとを考えるとなかなか行く勇気が必要だ。
行くとしたら天気が良くて雪の安定している時がベスト。

登れば最高の斜面と雪が楽しめるということを教えてもらった。そして菅平でも根子岳をもっと取り入れたいなぁと思っていくのでした。ただ大切にしたいことはスキー場を楽しむちょっと延長線上にオフピステがあるということ。
スキー場は大切にしたい・・・滑ることが好きだから。

tc7

❾Pete’s Treat(旧Saddle Double Chair Lift)

番外編という場所なのかもしれないけど・・・

以前はここに2人乗りチェアリフトがあった。今のEgo AlleyとPete’s Treatの間にリフトがありシュナイダーゲレンデにそっくりな大きさだった。圧雪バーンは途中から右に落ち込んでいき、その周りには未圧雪のオフピステが広がる。
長い距離を滑り込めるわけではなかったけど、このリフトの周りにはポールトレーニングやモーグルライン、Dave’s Ditchへ落ち込む方向へ短いが急斜面のオフピステなどさまざまなことができていた。2の写真もまだリフトがあった時に手前側の尾根までちょっと登って今のリフト乗り場方向へ滑り込んだシーンだ。
今となっては素晴らしいリフトがSaddleに1本できて刺激的な斜面へアクセスしやすくなったからリフトまでの連絡コースのようになっているけどここはとても熱い場所だった。
僕らも最初にお手伝いしたキャンプがここを中心にトレーニングしていたから放課後はここをよく滑った。オフピステはちょっとパックした雪質になりやすく、僕らはここでトレブルコーンの雪質を覚えたと思う。

気温が低く日当たりが良いシュナイダーゲレンデは雪が硬くなったり柔らかくなったり変化しやすい。ガビガビだったりねっちりしたりすることもある。Pete’s Treatと共通点が多くて大切にしたいリフトなんです。割とスキーに大切なベースはこういう場所に詰まっているんじゃないかな?

トレブルコーンスキー場は現在リフトは2本だけ。それでもこれだけ遊べる。今回久しぶりに行くのでまた色々見て菅平に持ち帰りたいと思います。